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A 長期のライフプランを考えてから、マイホームの購入プランを立てましょう。

家を購入するきっかけは、家族の増加や子どもの成長が多いことでしょう。この時のキーワードは、『増える』です。ところが、10年20年先を考えると、『減る』時期が予想されます。子どもの成長は想像できても、親の介護や退職後の生活はなかなか予測がつきませんが、それでも、ある程度の予想を立ててみましょう。大きな資金面では、教育費と老後資金の準備も必要ですので、住宅・教育・老後の3つの資金のバランスが大切です。

住宅ローンを組む時、銀行側が貸してくれる最大金額と、自分が無理なく返せる金額は違います。月々の返済金額だけでなく、ローンの総額や返済期間にも注意しましょう。生活費(管理費・光熱費)の増加や購入後にかかる税金(不動産取得税・固定資産税など)も忘れないようにしましょう。ローンはボーナス払いに頼らず、共働きの場合は、1人が退職する可能性も考えておくと無理なく返済ができます。

不動産の価格上昇やローン減税を理由に、購入を勧める業者があるようですが、あわてて購入する必要はありません。不動産は高い買物です。ライフプランを考えた上で、じっくり検討しましょう。