A 住宅ローンは借りられる金額ではなく、返せる金額で考えるのがポイントです。
住宅ローンを考える前に、自己資金は用意できていますか?全額住宅ローンでも借りることは可能ですが、それでは何か不測の事態がおきた時に借金しか残らず、ライフプランにマイナスの影響をあたえてしまう可能性があります。自己資金の目安は、物件価格の30% (頭金20% + 諸経費10%)です。
住宅を購入すると、固定資産税が毎年かかります。マンションですと、管理費と修繕積立金を毎月支払わなくてはなりません。ローン返済以外にかかる費用も想定しておきましょう。
現在の家賃 + 現在の貯金額 - ローン返済額以外の住宅費 = 無理なく返せる額
無理なく返せる額がわかったところで、次は借り入れ可能な額を出します。住宅ローンは返済年数、適用金利で借入額が大きく変わります。ローンのタイプも、①借り入れ金利が変わらない固定金利型 ②一定期間だけ変わらない期間固定金利型 ③市場金利に連動する変動金利型 の3種類があります。
どのタイプの金利を選ぶのかよく検討し、できれば定年前にローン返済を終わらせる計画を立てましょう。