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リレーエッセイ

思い返してみるとこの5~6年、お正月休みにゆっくりしたことがないような気がします。
源泉徴収票を作ってメンバー・市区町村・税務署に送付する。
1月5日支払の振込と振込メールをしてやっと終わった~って感じの年の始まり。
今年も同様な作業をおこなっていました。仕事が遅いせいもあるのでしょうね。(笑)
でも、来年からは箱根駅伝やラグビーなどゆっくりとテレビが見られそうです。

そんな中、青梅の御嶽神社には毎年、初詣に行っています。
凛とした御嶽神社から見渡すながめは最高です。

3、4年前におもしろいケーブルカーの運転手さんに会いました。
「おめでとうございます。
このケーブルカーによく乗って下さいました。ありがとうございます。
ところで、高尾山のケーブルカーと比べると勾配率も負けるし、向こうはミシュラン三ツ星で集客も良いしとお正月からぐちのような 事を言っていましたが、言い方がなまっているし、独特の言い回し方でケーブルカーの中は大爆笑でした。」

頌春大吉。
さて、寒さ厳しい冬の夕暮れ時、思い出す一本の木があります。古いお屋敷の隅に佇む その木。樹齢何十年、いや百年は超えて いたのでしょうか。太い幹から何本もの枝を のばし、見上げるばかりの辛夷の大木。

春先、にぎりこぶしのようなつぼみが一斉 に花開き、全体が白く染まりまるで大きなブ ーケのよう。盛夏には、枝々に繁った葉 が緑のパラソルとなり、陽に焦がされた体を 休めたものでした。そして、なんといっても 美しいのは、冬の暮れ時。葉を落とした木が 紅に染まった夕陽を背に浮かびあがるシ ルエットは精巧な切り絵そのものです。

四季折々、様々な表情をみせてくれる大木 は、地域の人々を楽しませてくれましたが、 数年前のある日、突然伐採され姿を消しまし た。相続で土地が人手に渡ったとのこと。 (ここでFPとしては、相続税は?と思うのですが)

しかし、あれだけの大木、きっとどこかの お宅の庭先に子孫を残したことでしょう。 春、芽吹きの頃、真っ先に白い花をつける辛夷の木。またどこかで出会えるのが楽しみです。

「もし、明日、自分の命が尽きるとしたら、今日の夕食は最後の食事となります。 最後の晩餐、あなたは何を選んで食べますか?」

先日、あるエンディングノートの書き方講座がテレビで紹介されていました。
その中で講師の方が参加者に向けて、投げかけた質問です。
質問の後、活発に意見交換する参加者の様子が放映されていました。

それを見た時、十数年前に「ニュースステーション」という番組で、同じ内容の特集が 組まれて放映されていた事を思い出しました。

キャスターの久米宏さんが色々な分野で活躍されている方にインタビューし、最後に 必ず「最期の晩餐」に何を選ぶかという質問を投げかけ、ゲストが答えて終わるという スタイルで構成されていました。

「生きるために食べるの」ではなく、その最後の一瞬を「食べるために生きる」 最後の食はその方の生きざまそのものが出る、そう感じました。

さて、皆さん。
「最期の晩餐」に何を選んで召し上がりますか?

今年のカレンダーも、あと一か月となりました。
いよいよ冬本番です。

そしてこの時期、テレビやラジオからは
ベートーベンの第九がよく流れており
それを聞くと私は思い出すことがあります。

それは15年程前、私の住んでいる市では
新しくなった市民ホールのオープニングイベントの
1つとして第九合唱団の募集がありました。
当時、小学校のPTAコーラスに所属していたことが
きっかけでクラシックに縁のなかった私が
にわか第九合唱団の一員となりました。

一回だけの公演ではありましたが、プロのオーケストラや
ソロ歌手と同じ舞台に立っての合唱は、とても感動的なものでした。
長い年月が過ぎた今でもこの曲を聞くと、その時のことがよみがえります。

子供が小学校を卒業して以来、音楽からは遠ざかっていたのですが
最近、又何か始めようかと考えています。

FPの会での活動は「話す」ことです。そう、「知識」があるだけではダメなのです。 井上ひさしさんの言葉に次のようなものがあります。
「むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめな ことをゆかいに,ゆかいな ことをいっそうゆかいに」

この秋、あるところで思いがけずプレゼンテーションの講座を担当することになりました。師匠について特訓すること3回。改めて 受講しているだけでは 気づかない講師の力量を目の当たりにしました。そして今までいかに無意識で話していたかということに気づきました。少なくとも人 前で話をするのであれば、 身につけたいことがテンコ盛り。本番まであと少し、頑張ります!

そして私はとりあえず「天高く、耳肥ゆる秋」。他の人の話し方が以前より気になるようになりました。あっ、その前に身も肥ゆら ないようにしなけれ ば…。

先日ある研修で、「好きな場所はどこですか?どうして好きなのか論理的に説明して下さい。」という課題を与えられました。論 理的な説明は研修の中 でのこととして、その後少し「好きな場所」について思いを巡らしていました。研修ではとっさに「(京都の)嵐山の河原」と答えま した。もちろんウソではあ りませんが、改めて考えてみると私の地元大阪にも好きな場所はたくさんあるなと思いました。
その一つは11月の御堂筋です。御堂筋は本当に大きな通りで、沿道の活気ある商業ビル群と併せて大阪の中心的な動脈の一つで す。それがこれからの季節、 その姿が一変します。街路樹である銀杏が黄葉し、通りを黄金色に染めてしまうのです。その光景は息をのむほどで、初めて見た時私 は、しばらく時間を忘れて 立ちつくしてしまいました。通りを歩いている人々まで輝いて見えました。本当に素敵です。

みなさん、11月に大阪を訪れる機会がありましたら是非、御堂筋に足を運んでみて下さい。

「ごめん、ごーめん。」と母の声。嬉しい驚きだ。
状況と言葉が合っている。久しぶりのこと。
並んで座っていたソファーで、伸ばした母の手が勢いよく私の体に当たった。

去年の春の誕生日、母はプレゼントをありがとうと受け取った。その夏は一緒に外食にも行った。
でも今はもう私の名を呼ばない。兄の名も、姉の名も。どこか遠くに視線を泳がせている。
私達には見えない父が見えているのかもしれない。
でも娘は、あんなにしっかりしてたのに、あんなに優しく器用だったのにと、嘆く事はしない。

人は必ず歳を取るのよ、必ず土に還るのよ。
母が教えてくれている。

どのように生きて、どのように死ぬのか、自分に残された年月をカウントダウンで考えるようになった。当たり前のようにやってくる毎日の大切さ、あり がたさを感じるようになった。

ありがとう、おかあさん。
長生きしようね。

午前5時30分、私の一日が始まる。
黒酢を飲んで目を覚ます。
お弁当、朝ごはん、洗濯とあわただしく動く。
晴れの日は○、雨や曇りはなんだか落ち込む。
ひとり、ふたりと家族が起きてくるが、皆もくもくと身支度なんだかさみしい。
7時40分、皆送り出すファイト!

ふう、ほっとしてラジオをつける、ほんのひと時、私の時間。
いつものチャンネル、大好きなパーソナリティの声が聞こえる。
ラジオに向かって、「おはようございます。今日も元気です」
一緒に歌をうたいながら、コメントに相槌をうちながら身支度をする。

8時10分、ラジオに向かってもう一度「行ってきます。今日も一日頑張ります」
わずか30分だけれど元気になる時間。
「よしっ」と掛け声、笑顔になって玄関を開ける。

出会い

生活クラブの班や地域の活動で、多くの人と出会いました。活動中は巡り逢わなかった地元千葉以外の単協の素敵な方とも出会う事もでき、FPの会の活動は とても実り多いものです。毎回の講座では、新しい出会いがあり感謝しています。遠方に出かけてその地域の皆さんと交流するのも、なかなか嬉しいものです。

今年は、久しぶりに地域での役割を受け、若い方達と楽しく時間を共有しています。自分の子ども以外の赤ちゃんを抱かせてもらえるなんて、とても幸せなひ とときです。異なる世代の人達と、真剣に話をする場があるのも刺激的です。生産者交流会も10年ぶりに参加し、初心に帰る機会も戴きました。

素敵な人と出会うたびに、『あの人と出会えて良かった』と、思われる人になりたいものだと感じています。

【計画購入のすすめ】
生活クラブやまがたで理事をしていた時「くらしの講座」を年間4~6回、福祉・環境・憲法・女性の生き方など、やや社会性の強いテーマで開催しました。そ の後、方向性を少し変え「家族設計」というタイトルでより暮らしに密着した講座を企画しました。その中で私は「食生活=フードプラン/計画購入」という講 座を担当しました。

題して「わが家の食生活計画フードプラン」

わが家の栄養摂取量は → とるべき食物の一週間分の分量は →  その分量を生協で購入 → その食材でおおまかな献立を ⇔ 食材が届く → 使い切る → わが家の栄養バランスは取れている!!! 

・共同購入で注文する時→必要なものを必要なだけ買う、計画的な買い物に
・共同購入したものを、一週間で全部使い切る=今週のわが家の食卓は栄養バランスがとれていた。OK!ということ。

食卓は、ぜいたくでなく、貧弱でなく、堅実な予算のワクの中でまかなう事がとても大事です。栄養をバランスよく摂るという基本の上に立った、 ひと工夫ある計画購入を、おすすめします。